ネットショップやオークションにブログ等にも大活躍の撮影道具達!
商品撮影は難しいですね。
デザイン学校生時代に写真の授業もあり、基本的なことは習ってはいるものの撮影はそれほど好きではないので私にとっては、なかなか気の遠くなる作業なのです。
自然光で撮るのが一番なのは知ってますとも…白い紙やボードをレフにして光を調節したりや最低限の知識はあるのですが、ベストなポジションがないものなのです。
今までは白いケント紙のイラストボードを駆使して窓辺で撮影していましたが時間帯の調整も難しいですね?
仕事の都合と天気や日光の状態が合うとは限りませんもの・・・
そんなこんなでとうとう、撮影BOXと商品撮影用の小道具トルソー達を入手しました。
撮影BOXの選び方は難しい
手頃な価格の撮影BOXはどれが良いのだろう?
高価になると切りがないのでそこそこの3000円〜4000円代くらいで探してみました。
だいたい目につくのが、スナップやマグネット留めの折りたたみ式で如何にも安価な素材と仕様の製品。一応LEDライト付きが標準のようですが、BOXの大きさや素材と価格を相談して何だかなぁ?となかなか購入に至らず、迷いまくって見つけたのが、予約商品とかで入荷まで3ヶ月ほどだった。
5000円くらいの商品でまぁまぁの品質が見つかる感じです。
とりあえず急いでいたので今回は、別のLS deco 撮影ボックス40を購入。
見た目や素材が価格に見合っているので良しとしました。実際にそりなりのものですが少々難もあります。
綺麗にすっきり折りたたみ収納できるカッコ良さは問題ありません。大きさは40cmの正方形で小物の撮影には充分です。ピアス用のフェイストルソーやブレスレットやリング用のハンドトルソーが余裕で入る大きさです。
問題は背景の布地です。
リバーシブルになっているグレーとブルーは2枚あわせて縫ってあるので問題ないのですが、肝心のホワイトはペラペラの透ける素材で真っ白に撮影できません。これは他のもの探して別途購入をおすすめします。もしくは模造紙で自作したほうがマシかもしれないと思う次第でした。
それでもオールプラスチック製のパタパタと折り曲げて組み立てるボタン留めの撮影BOXよりはBOX自体が良い製品だと思います。強いて言えばLEDライトも少し物足りないので工夫は必要ですけれど。
次々と新商品がでるので気に入ったものが見つかるまで待ってみるのもありかもしれません。
ピアスやイヤリングの撮影用フェイストルソー
ピアスやイヤリングの撮影は高度なテクニックが必要ですね。
平置きの撮影もそうとうなセンスがないと何だかな〜?となってしまいます。金具を取り付けずに撮影すると平置きでも良いのですが、金具を付けてからのほうが商品としてリアルになるのですよね。
うまく撮影しているインスタを見ると感心してしまうわ〜。インスタは雰囲気が伝わればよいので加工しても問題ないけれど商品撮影はまたちょっとニュアンスが違うので加工も商品として綺麗にするという目的が重要。
ピアス用ファエイストルソーの定番
よく見かける綺麗な顔のシルエットを縦に割ったようなフェイストルソー。
ピアスの穴付きで程よい大きさと自立するのが優れたとことです。デコルテまであるのでネックレスもまぁまぁのイメージで撮影できます。少し首が細すぎるのでリアルではなくなるのですが。
ネットで購入すると少々傷があったりするのも目をつむることになるのも仕方ない。だって安価な海外製品ですもの・・・そんな当たり外れを覚悟で購入すると、う〜んちょっとした凹みが頬骨あたりにあったのでした。
撮影してから修正できる程度なので返品もせず。
それよりないより私はこの頰がこけた欧米人風の骨格のほうが気になってさ、撮影の時に綺麗な陰影がで出るといえばそうなんだけれど、好みの問題もありますね? だって幸薄そうなんだもん。
ということで、頰の傷を隠すついてでにフェイスラインの修正をかねて、石膏でお直ししました。
本当は石膏ではなく壁補修用パテですけれど、絵画用のモデリングペーストでもなんでも良いでしょう。うまく盛り付けて耐水ペーパーで綺麗に磨けば出来上がります。慣れてないと結構難しですが壁補修用パテは水性ですし削って調整したり何度でもやり直しができるので、勇気ある方は好みにチャレンジしてみてください。
責任はもてませんが…
そんなこんなで若々しくなった?
フェイストルソーはピアスやイヤリングの撮影には便利です。
カッコよくなるのですが撮影する私の腕に問題があるのは否めません。
練習せねばいけませんね。
ブレスレットや指輪の撮影にはハンドトルソー
ハンドトルソーはあまり生々しくないのがよいですね。
肌色より白やクリアのほうが商品が綺麗に見えるので撮影には良いと思います。
私が購入したのは樹脂生で磨りガラスのような質感のハンドトルソーです。こちらも安価なのですが、2種類あり、手の部分と台が別れたものと一体型と散々悩みました。一体型は縦に自立するのですが横にして撮影ができるのか?横にするには台を分離した方をおすすめするように販売されているので迷いましたね。
一体型のほうが手首のラインが綺麗だったのと収納も便利です。
おそらく横にしても大丈夫なはず、更に縦置きならそのまま飾って置いても幅を取らないのでと思っていました。
結局、一体型の方を選び購入したのでこれは正解でした。
今回は当たりだったようで傷もなく綺麗な商品が届く。
そして何より横置きの撮影が問題なかったことに喜びました。
なぜかと言う、と横に置いた時の支えが親指だったのです。
台座の部分と親指でと中指の3点でちょうど良い角度を保ち、支えてくれるなんて予想どおり!!
良かったわと思うのでした。
購入をお考えの方はご参考までに・・・。
9号の人体ほどのボディトルソーは必要でしょうか?
アクセサリーの撮影が主の私はネックレスの撮影に困るのです。
ネックレス用の什器は、だいたい華奢なチェーンのネックレス用ですね。よく宝飾店にあるようなやつですが私の制作するコスチュームジュエリーはコスチュームと言うだけあって衣装のように存在感とボリュームがあるデザインなので、やはり人のサイズにあったボディトルソーは必要なのです。
私の実家は服飾系のアトリエなので本物のデザイナーが使うボディがありました。でもそれはとても重くでキャスターで動かすのだけれど、アクセサリーの撮影だけにはもうすこし違ったものが良いと思います。
撮影していないときは部屋のディスプレイになるような可愛さのある小柄なボディが欲しかったのです。
そんなこんなで、程よい価格と大きさと可愛さのボディトルソーを入手しました。
9号サイズのディスプレイ用のため実家にあったような服飾系のボディとは全く別ものですが可愛いので気に入りました。柄物の商品もありましたが撮影のことを考えてやはり無地を選ぶ。でも縫い目にブレードが貼ってあり、そこもインテリア風で良いかなと思っています。
お洋服の撮影にはちょっと微妙な気もしますが、ネッックレス用なら問題ないでしょう。
大きさからそこそこの存在感ですけれどインテリアの範囲を考慮された猫足や軽い素材で持ち運びが楽です。
ちょうどロングネックレスができあがったので、結果タイミングも良いお買い物でした。