ハンドメイド アクセサリーをイベントやポップアップショップで展示販売をするときに台紙を作ります。
オリジナルの台紙を印刷業者に作ってもらってもイヤリングやピアスのデザインによって台紙に留めつける位置が微妙にことなるものです。
結局のところ好みの位置に自分で穴を開けるのが一番なのですが、事務用の穴あけパンチだと大きさがイマイチなうえに金具も通りづらくて困りますね。
ピアス専用にはスクリューポンチという革製品の穴あけを使うのがおすすめですが、金具が大きなイヤリングをスマートに台紙に取り付けるには専用の穴なけパンチがあると便利です。
横長の穴が開けられるイヤリング専用の穴あけパンチ
イヤリングの金具は「ねじバネ式」や「蝶バネ式」が主流で稼働範囲が大きいため、アクセサリーの台紙に留めつける際には、ある程度余裕をもった大きさの穴を開ける必要があります。
事務用の穴あけパンチは穴の大きさが小さくてイヤリングの金具が通らない種類も多いです。
穴あけパンチには大きな円形を開けられる種類もあるけれど、イヤリングのデザインによっては留めつけたあとに正面から穴の空間が隙間として見えてしまうことが多いでしょう。
そこでおすすめなのが、横長に穴が開けられるアクセサリー台紙専用の穴あけパンチです。
イヤリング用の台紙を作るとき
イヤリングの金具を横向きに通して留めつける専用の穴あけパンチは優秀です。
イヤリングを留めつけたあとに正面から穴が見えないと作品としてのクオリティもアップしますね。
穴あけパンチは穴の位置を調整できるようにスライド式のストッパーが付いています。但し画像にあるような位置が最大なので、上下どちらの位置から穴を開ければベストか試しながら台紙の大きさも考える必要があります。
ピヤス用の台紙を作るとき
さて横長の穴あけパンチは軽く半押しでストップすると両端に半円状の穴を開けることができます。
この穴を利用してピアスのフックを引っ掛けるタイプのピアス専用台紙に使うのもひとつの方法です。
スクリューポンチで開けた丸い穴だと台紙ごと手にとって見たときにスルリと抜け落ちる不安もあるので、フックタイプのピアスには適度に固定されるこの方法も利用してみる価値があります。
ヘアアクセサリーの台紙などにも使える穴あけパンチ
横長穴あけパンチは使い方次第でヘアアクセサリーやブローチなどの台紙にも便利に使えておすすめです。
穴を2段に開けたり、横につなげて開けると大きな金具を通せたりと使い方はアイディア次第で広がります。
ハンドメイドアクセサリーの作家さんなら台紙を印刷業者で制作してオリジナルのデザインにあわせて好みの穴を開けて商品としての見栄えも考えることが大切です。
アクセサリー台紙用の穴あけパンチは他にも種類があります。いくつか揃えていると納品前にスマートに作業を進められるので作業効率もアップするので良いのではないでしょうか。